一発試験の噂とは
一発試験、いわゆる試験場での受験ですが多くの情報、噂がインターネットやその他の媒体で流されています。合格までに10回も受験したという話や、一回で合格したから噂ほどではなかった、等といろんな情報があります。おそらくどの情報も本当のものだとは思いますが、見る側としてはどう捉えたら良いのか悩むところです。この二つの情報の差は何かを掴む事が重要なようです。一発試験が複雑と思われる理由のひとつに、法はあるものの、はっきりとした基準が提示されていなく、練習の到達点が見えないからという感想が聞かれます。不合格の際の解説で、その基準を知る事も多く、驚いたという話しも聞かれます。
一発試験の受験者は様々
初めて免許を取得する際に多くの方が利用される公認教習所はほとんどの方が若い運転未経験者の方です。そのために公認教習所の検定の際の受験者の技術、知識レベルには大きな差がないのは御理解頂けると思います。それに対して試験場では受験者の技術、知識レベルには大きな差があります。20年毎日のように仕事で運転していたがうっかり失効で再取得を余儀なくされた方、違反を繰り返し免許の取り消しを受け再取得をする方、公認校は料金が高いからと非公認校で練習をして初めて免許を取得する方まで様々です。様々な受験者の合否を決定する基準というのは大変難しい事であると想像できます。技術の熟度に偏れば初免許取得の方の合格は難しく、道交法の知識度に偏れば、運転経験者は現実を知っているために原則的な対応をかえって危険と感じるために難しく思えるようです。
免許取り消し者に厳しいという噂は本当か
運転試験は道路交通法に対する知識と技術を問うものです。それからすると実際に運転経験のある方は有利になります。また知識の面では意外と思われるかもしれませんが、免許の取り消しを受けて再受験をする方が高いのです。違反をした際に道交法に対する関心と興味を持った方が多いためのようです。取り消し者に厳しい等というのは明らかに噂で試験は法に基づき整然と行われています。当校からの受験者の例ですと失効者よりも取り消し者の方が運転の技術、知識共に豊かで合格が早いように感じます。では取り消し者に有利なら違反者に対する再犯防止の効果がないのではという声が聞こえそうですが、再取得の際に取り消し処分者講習というまる二日間にわたり3万円以上の料金の講習を受けなければならない規則がありますし、取り消しの際にそれ相当の罰が課せられています。再取得にあたって新たな罰を課す事は違法となる訳です。
一回合格者はいないという噂は本当か
これはよく聞く噂ですが、あくまで噂です。実際、当校からの受験者に一回合格の方が多くはありませんがいらっしゃいます。ただ合格基準が公認の教習所に比べて高いと感じられるのも事実です。しかし、ちゃんとした練習の後、正しい受験をした方は、それでも不合格という事はあり得ません。一回合格者が存在する以上ちゃんと運転すれば合格という事です。キチンと運転するのは技術、知識共にある程度高いレベルにある事が要求されるという事ですから確かに難しいといえます。正しい知識と練習が必要な様です。近年、初めて免許を取得される方の一回目合格が著しく少ないという噂は事実です。
受験の際の服装や挨拶は重要か
服装や挨拶は試験でなくてもどんな場合でも重要ではないでしょうか。だからと言って試験官はそれを理由に合否を付ける事はあり得ません。過去、実しやかに噂されたミニスカートは有利というのも噂ではなく嘘です。運転に支障のない服装を選ぶというのが重要です。ミニだから合格したという事を言ってた若い女性がいましたが、残念な事にその方は練習をきちんと受けて受験したから合格したのでした。ひょっとしたら腕で合格したと思うよりも魅力で合格と思いたいという女心からであったのなら、微笑ましいエピソードではありますが。ただ人は同じミスをしても相手によって違った印象を受けるのは皆様ご存知の心理だと思います。
一発試験場受験は合格率が低いという噂話がありますが、これは本当です。公認教習所の検定に比べれば試験場の合格率が低いのは事実です。しかし不合格理由に大きな違いがあります。公認校で受験される方は法のカリキュラムに従い練習後、受験しますので試験内容に対する知識はあり、うっかりミスによる失敗がほとんどで、高い技術レベルを要求される事は少ないようです。それに対し試験場で受験される運転経験者の方の失敗は、うっかりミスもありますが、それよりも練習不足、知識不足によるものが多いようです。きちんと練習をしないで受験されているのです。ただきちんとした練習を受けられる一発試験対応の非公認スクールが少ないというのもひょっとしたら理由のひとつかもしれません。初めての免許取得の方の場合、試験場受験で高い技術を要求され、技術の対応容量をオーバーしての失敗が多く見られます。
何回も受験しなければ合格しないは本当か
1回で合格する方が少ないとはいえ存在する以上、すべての方が何回も受験しなければならないという事はありません。しかし確かに5回、8回と受験した方は多くはありませんが存在します。何故そんなに何回も受験する事になったかですが、練習不足によるものが大半を占め、その他、緊張症であったり、うっかりミスを重ねてしまう、等の理由が多く聞かれます。どんな方法でもいいのですが、密度の高い練習が早期の合格を約束するようです。
合格回数は実力次第
1回で合格する方、3回、7回で合格する方、一発試験はいろいろです。公認教習所の様に差が小さくありません。まったくの実力と僅かな運で結果が出ます。運転技術に自信のある方、車の知識が豊富な方、道路交通法に詳しい方、なら問題なく早期合格が見込めると思います。しかしそれほど自信もなく詳しくないのであれば、それなりの努力がなければ早期の合格は見込めないという事になります。一発試験は確かに低料金取得が可能ですが、努力はたくさん必要かもしれません。
一発試験で習得すると公認教習所より上手くなるという噂
一発試験は難しいから取得した時の技術レベルは高いという噂がありますが、これは噂といえます。確かに公認教習所の検定よりも試験場の試験は難しいのですが、正しい指導を受けていなければ大きな違いはないようです。非公認教習所の方が公認教習所より高いレベルの技術指導を行える指導者が多くいるとは思えませんので。この噂は非公認教習所が一発試験を勧めるために付加価値を付けて広告したと考えた方が真実に近いようです。
一発試験は早く取得できるという噂
一発試験は練習の規定時間がないから早く取得できるという噂がありますが、これは完全に噂です。一日に何時間でも練習ができるから早く取得できるというようなものですが、一日で2時間以上の練習を公認教習所のルールで禁止しているのは、2時間を超えると学習効果が落ちるという科学的根拠からなのです。なのに一度にたくさん練習しても効果は薄く早く取得は難しい試験場受験で達成できる方は、ごく僅かな人の話として考えた方が妥当なようです。また試験場の実技試験は予約制になっていて学科受験から最低でも1週間、長い場合は3週間も空いてしまうのです。仮に練習は早くできても試験が早く受けられるとは限らないのです。残念ながら免許取得に抜け道は無く、どの道を通ってもある程度の苦労を覚悟して選んで頂ければ大きな失敗はないと思います。
一発試験の試験官は警察官だから怖い、厳しいという噂
試験官は警察官だから怖いという事はありません。もし恐かったら、その方が警察官だからではなく、たまたま怖い方が警察官になって試験官をしているのです。厳しいのも警察官ではなく法で定めた基準が厳しいためです。試験官も普通の人間ですから、どの社会ででも見られるように、いろんな人がいます。親切な人、暖かい人、冷たい人、無感情な人などです。ただ試験の際に社会生活上マイナスな性格の人に判断されると、何か釈然としない感情になるのは、やはり受験者も人だから当たり前かもしれません。しかし、お店や役所、等に行った際にも社会人として如何なものかと思われる態度をルールには反していないからという社会人として狭い基準を掲げ、とる人もいますので仕方のない事かもしれません。
スクール情報
フジ
ドライビング スクール
東京都世田谷区千歳台6-16-4
TEL 03-6677-5557
練習時間 9:00〜22:00
定休日 なし
休業日 夏季休業日・年末年始
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