一発試験(試験場受験)の採点
一発試験、いわゆる試験場受験は一般に難しいと言われていますが、その採点方法はどうなのでしょうか。簡単といわれている公認教習所は違う基準なのでしょうか。実は同じ採点基準で試験、または検定は行われています。一発試験が難
しいと感じるのには理由があります。まず受験者がしかるべき練習をしていない、試験に関する情報をほとんど持っていない等です。
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公認教習所では繰り返し試験コースを走りあらゆる課題を完全に覚えてしまうまで練習をしています。よって検定がやさしく感じるのだと思います。一発試験の場合も十分な練習を積んだ方の感想を聞くと、ひどく難しいとは思わなかったと言われてます。しかし十分な練習をすると一発試験の魅力が無くなるのでは?という声が聞こえそうですが、その通りです。
では一発試験合格への早道は何かという事になりますが、試験に関する、特に採点に関する情報を掴むか、掴んでいる教習所に通うかです。試験官は高度な教育を受けている道路交通法に関するプロです。低次元での対応では相手になりません。
しっかりした正しい道交法(交通の方法に関する教則)解釈の練習をしなければ合格の訪れは早くならないでしょう。
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試験官は現役の警察官または同等の教育を受けた公務員です。個々の人格や性格がどうであれ試験は法により支配されています。うわさでは意地悪だとか何回かは落とす気だとかいう事を耳にしますが、建て前としては警察官は法を守る立場で試験を行っていますから受験者が法を守っていれば不合格になる理由はないはずです。ただ法といえども曖昧な表現なものやある状況下においては
履行不可能と思われるものもあり、その攻略が鍵ともいえます。ある評論家がすべての法はその時代の政治的、経済的理由により制定されていると解釈していましたが、まさにその理由も理解しなければ早期の攻略は不可能とも言えるでしょう。
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試験は減点法で行われています。100点を満点とし70点以上が合格となります。大きく減点されるもの小さな減点のもの、守り易いもの、守り難いものがあります。道交法が非常に多くの行為を規制しているため満点を目指してもなかなか難しいようです。少ない練習の中で如何に効率的に大きい減点と小さいながら繰り返し易い減点箇所をなくすかが重要なようです。試験官によって法の解釈がわずかに違う事もありますが、最大公約数的な方法を身に付ける事も必要です。
例えば法によると後方の確認はミラーだけではなく直接死角の部分も確認をとありますが、見る角度や方向は試験官によってわずかに違いがあるように感じます。しかしどの試験官であっても認めてくれる方法がありますので、その方法を身に付ければ大丈夫です。
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法は規制の体系です。試験はその逆の行うのが規制されていない方法を見つけるという事になります。追い越しが禁止されていれば追い越さない、センターラインを越えて走行する事を禁止していれば超えない、しかし超えても良い場合があります。ここを知る事が合格への早道なのです。あまり教えるのが得意ではない?
教習所の指導者はしてはいけないことを羅列し、練習者を混乱に陥らせるのです。不必要に止まってはいけませんが必要な停止は何か等の説明を明確にできる教習所をお選びください。必ずご自身の最高の能力で受験できると思います。
運転免許試験の手続きに関する警視庁のホームページはこちらから。
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