ペーパードライバー教習や運転免許失効時は東京のフジドライビングスクール

■絶対一回では合格できないという噂

普通免許を失効や取り消しで無くし、再取得を考えている方のために試験場受験の知識をお伝えできればと思います。インターネット上にはさまざまな情報があります。たとえば絶対一回では合格できない、数回受験は必至である、理不尽な理由で不合格になる等、数え切れないほどの噂が流されています。しかし片や一回で合格したという話もあります。真実はどう言う事なのでしょうか。実は試験場の試験を難く感じさせたのは公安委員会指定教習所での検定経験なのです。最初の免許を取得された際、多くの人は指定教習所（公認ともいいます）を利用されたと思います。この時の検定に不合格された方が少なく運転試験は簡単なものだというイメージを持たれたためです。

■確かに試験場の合格者は公認校より少ない

試験場での合格率は公認校の検定より少なく５０％に届かないのが現実です。そのため難しいという噂が広がったと考えられます。ここで考えなければならないのは受験者のレベルはどうなのか、ということです。指定教習所の場合、規定に従い一定のレベルに達していないと受験が認められないのですが、試験場の場合この規定が無いため非常にレベルの差が大きく、また合格基準に達していない受験者の方が多く受験されているようです。なぜ合格基準に達していない方たちが多く受験されているかは運転経験が長く操作技術に自信を持たれているためだと考えられます。しかし残念ながら運転試験は技術の上手さだけを競うものではなく、どれだけ法に沿った走行ができるかということの方が重要なのです。あえて乱暴な言い方をするなら道交法に従って運転できる技術があれば大丈夫と言う事です。もちろん上手に越した事はないのですが、上手は合格十分条件ではないようです。

■正しい情報と法解釈による練習を

しかし上手を武器に受験されている方たちは、不合格になると訳が解らなくなりいろんな理由を想像される事になるのだと思います。では何を試験のために準備したらよいのでしょうか。道交法に従った運転を、受験する試験場の条件に合わせて練習することが重要です。各試験場によってわずかに試験の傾向が違いますので、その方向のルールをよく調べておく必要があります。たとえば駐車の多い鮫洲試験場路上コースでは、車線の選び方、障害物の通過 車線変更の方法を法に照らし身に付けておくのが良いでしょう。また府中試験場路上コースの場合 はコースの速度規制が多岐にわたっている為、ある程度下見をしておく必要があります。道交法には曖昧な表現の部分もあり、その部分に関しては各試験場や試験官によって解釈や適用方法がわずかに違いますので、その試験場の慣例的なものを調べておくのも重要かと思います。たとえばハンドルの回し方や、キープレフトの解釈等です。キープレフトは法律上は左寄りを走りましょうと書かれているだけですが、東京の場合はその解釈が公開されています。その事実を知らないと無駄な練習を繰り返す事になります。

■絶対一回合格を狙うのが得策とはいえない

当スクールで受講、受験された方の多くは１回で合格（失効、取消の方です）されています。しかし幾度かの受験の後、合格される方もわずかにいらっしゃいます。その場合は技術または法知識が合格レベルに達していないようです。ただペーパードライバーで失効された場合や仮免期限等の問題がある場合は、取得費用を低く抑えるために合格基準に達する前にあえて受験をお勧めする事もあります。試験場受験の利点は低予算と拘束時間の少なさにあります。そのためには試験場に合わせた合理的なレッスンが重要です。スクール選びを間違えると多くの無駄な練習をする事になりますので、失効や取り消しで試験場受験（一発試験）をお考えの方は当スクールのように１回ごとの練習を行っている教習所を選ぶ事が合格への近道だと思います。