非公認教習所は何故低額か
免許取得を考えインターネットなどで教習所を調べるとあまりに多くの教習所があり迷い、選ぶ基準も次第に曖昧になり兼ねません。初めは近所のスクールをと考え見つけてみると30万前後の取得料金に驚き、少し遠くても低額取得をとなる訳ですが、そこで出会うのが非公認という教習所なのです。公認教習所が公安委員会に指定されているのに対し非公認は指定されていないという事です。指定教習所、いわゆる公認校は指定教習所法により運営されているため自由なプログラムが組めず料金の差は地域の差だけとなるようです。それに対し非公認は法による縛りがないため低額を提示できるともいえます。
公認(指定教習所)とは
公認教習所は公安委員会が交通の安全性の向上と安全運転の教育等を目的に制定された法に基ずき運営されている教習所を指定しているものです。公の指定を受けている訳ですから個々の指導者の問題はともかくおおよそ免許取得に際して大きな問題を感じることは無いと思います。高い料金は確かに若い方には大変ですが、初めて免許を取得する方は、なるべく合宿でも良いので公認教習所を選びたいものです。
非公認教習所(公安委員会届出教習所)とは
先に上げました公認教習所以外の教習所の事を非公認教習所と一般に呼んでいます。公安委員会届出教習所も非公認です。日本は自由な消費選択が保障されている国家です。公認教習所だけの選択しかできないとなると免許取得に関する経済活動が独占されかねません。そのため自由に非公認、個人指導、届出、等のいろんな名称で営業しているスクールが存在している訳です。ただ自由には大きな可能性と危険が共存する事も知っている必要があります。法は破っていないからと、常識ギリギリの営業をしているスクールの噂も聞きます。違法は訴えられますが、非常識ぐらいでは訴訟には勝てないのです。
非公認教習所の料金と試験
非公認教習所の料金のほとんどは実技練習料金です。学科教習を行うと公認教習所と料金が変わらなくなるからです。ではやっぱり非公認は学科がない分、低額取得が可能ではと思われますが、実は試験が違うのです。学科試験はどのタイプの教習所でも同じですが、実技試験は公認教習所は教習所で行う実技検定で、非公認は試験場に行かなければなりません。この試験場の実技試験が非常に難しく取得料金に大きな違いが出る事となるのです。運転技能レベルが高い方は速く低額でそうではない方は、その分高額になる訳です。学科授業がないのを素晴らしい事のように言うスクールも注意です。
非公認の広告提示の料金で取得できるか
インターネット上のHPなどの非公認教習所の広告には公認教習所の半額程度の料金が提示されている事が多いようですが、本当にその金額で取得ができるのでしょうか。もちろん皆無とはいいませんが僅かではないかと想像できます。当校への転校者の話によりますと多くの場合、追加料金を支払うようです。もちろんこの営業方法は違法ではないのですが、取得者にとって精神的な苦痛を伴うため事前に覚悟をしておきたいものです。できれば当校の様な単発教習スタイルのスクールを選びたいものです。失敗しても被害は最小に抑えられるはずです。一括払いは安いという誘いにはくれぐれも御注意下さい。
正しい非公認教習所を目指して
非公認教習所は長年、問題が多いと言われてきました。当校では本来教習所の在るべき姿を考え、転校可能な一回ごとの教習を実施し、料金も入学金等の複雑なシステムを廃止しシンプルにしました。どんなに素晴らしい教習所でも、教官でも受講者との合う、合わないの相性が存在します。被害を小さくするために、まとめて支払う、契約する、ローンを組む等はしていません。指導に自信のあるスクールは必ず一回精算をしていると思います。
非公認教習所の取得保障料金は試験上受験の不安を拭うか
非公認教習所を利用して免許を取得となると試験場の試験が難しく取得し難いという噂があります。東京で生まれ育った方は高校生の時に周囲から非公認はやめた方が良いと言われ高くても公認校に行かれている方が多いのですが、地方出身者の場合、なるべく両親の負担を軽くしたいとの理由で安い教習所を探し非公認にたどり着き、その不安を拭うために取得保障システムで契約する方が多いようです。もちろんすべてのスクールの保障システムが良くないとは言えませんが、一部に未必の故意とさえ言えるようなシステムで営業しているところもありますので御注意下さい。見分け方として保証期間が短い(半年等)、予約の保障をしていない(予約が取れずに半年が過ぎる事も)、途中解約には応じない、等のスクールには御注意下さい。スクール側の構えとして取得している人がいる以上、取得できないのは、自己責任という言い訳なのです。取得保障の場合上手な人には手厚く、そうではない人には冷たくなるのがその仕組み上、想像できますので御注意下さい。
教習料金
場内練習(試験場内、教習所内)¥10.000ー (60分)
失効、取り消し、外国免許切り替え試験教習、補習の場内練習料金です。
試験場内練習は¥2200ーを別途試験場にお支払い頂く事になります。
路上練習 ¥11.000ー (90分)
失効、取り消し、ペーパードライバー出張教習、補習の路上練習料金です。
本免許路上練習10時限 ¥55.000ー (100分×5回)
失効、取り消し、の路上練習のセット料金ですが、精算は一回ごとです。
延長料金 ¥2000ー (30分)
試験場内練習と初免許取得練習を除くすべての練習で御希望により延長ができます。
料金はすべて税込になります。
インターネットで正しい非公認を探すには
最近では教習所を探すにもインターネットを利用している方が多いようです。近所の教習所に通うつもりなら近所に、その教習所で取得した方がいて ”親切だったよ” とか ”厳しい練習だったよ” 等と話が聞け身近な評判が判ります。しかしインターネットでは評判の書き込み自体が本物か疑わしいのです。まあ悪い評判は本物が多いようですが、良い評判は最近マスコミを賑わせたようにどこまで信用していいかは難しいようです。簡単な見分け方として非公認であることを書いていない、または表示が小さい、試験場で受験する事を書いていない、料金の安さを必要以上にアピールしている、短期取得を強調している、自慢話が多い、親切丁寧やさしくの文字が多い、独自性が感じられない、ありきたりな言葉の羅列が多い、年中キャンペーンをしている、料金システムが解り難い、スクール名が複数ある、批判対策のためスクール名を変えている等が物差しになるかと思います。
同業者による嫌がらせなどもあり完全に信用はできませんが、一応評判を調べてみるのも必要かと思われます。
非公認は教習所により練習時間が違う
非公認教習所は練習時間が教習所により違います。当校では仮免許を60分、本免許路上を90分としていますが、50分、100分等、いろいろです。稀に30分、等というのも存在するという話しも聞いたことがあります。こうなると料金の比較が難しくなるわけです。練習時間を表示しないで1教習や1教程と表示している教習所もありますので入校の際は時間あたりの料金を確認したいものです。
非公認教習所の練習場所は必ず確認を
東京都内、特に23区内で教習所内の練習ができるところが現在は数か所になりました。またそのほとんどが公認教習所の練習後の夜間という事になります。平日昼間の練習を行っているスクールは大抵埼玉、または多摩方面での練習となるはずです。駅前入学をしたのに練習は遠いところまで連れて行かれて一日がかりで時間がもったいなかった、という話しをよく聞きます。必ず練習場所を確かめ移動時間を聞き納得の上、入校手続きをして下さい。また路上教習も試験場コースで希望する場合は特別料金を取るところもあるようですので気を付けて下さい。
信用できる非公認教習所を探すには
低料金取得をどうしてもとなると非公認教習所でと、ならざるを得ません。しかし営業力はあるが指導力は無いスクール、安く、親切、丁寧、という割に厳しい指導のスクール、早く取れると言ったのに2ヶ月も通いまだ仮免許も取れなく相談したらあなたが下手だからと軽く言われたというスクール、入校手続きまでは親切だったスクール、上手な人にばかり優遇するスクール、グループレッスンで練習時間が短いスクール、練習の教習車が古いうえに整備がちゃんとされていなく運転し難くいスクール、練習時間より送迎時間が長いスクール等があるらしいのでお気を付け下さい。当校に転校して来た方々からもたらされた情報ですが、非公認教習所に行く場合、よく多方面からの情報を集めて決めて下さい。
スクール情報
フジ
ドライビング スクール
東京都世田谷区千歳台6-16-4
TEL 03-6677-5557
練習時間 9:00〜22:00
定休日 なし
休業日 夏季休業日・年末年始
(詳細はお問い合わせください。) |
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