免許取得時にかかる料金は教習所によって違うのは何故でしょうか。大きく分けると二つのスタイルの教習所になります。一つは公認教習所です。もう一つは非公認教習所または個人指導です。公認教習所は法に従って運営されているため料金が高くなります。非公認は法による規制をほとんど受けないため自由なプログラム設定ができるため低料金を実現しているようです。
問題はそのプログラムの内容になります。非公認教習所が低価格なのは学科講習や試験に関係ない講習を行わない事が多いためです。車についての知識に乏しい方にはお奨め出来ません。高額にはなりますが公認教習所がお奨めです。どうしても低料金でという場合以外は知識教育が充実している公認校を選ぶのが良いと思います。
二輪の免許を持っている、車には興味があり知識もある程度持っている方でしたら非公認でも大丈夫です。ここで気を付けて頂きたいのが非公認なら必ず低料金取得が可能なのかです。過去非公認で取得した方の中には公認校と変わらない料金になってしまったという話も聞きます。これでは知識教育も受けられず高額になり意味がありません。原因の多くは先にあげました知識と経験にあります。やはりまったく知識がない方は高額を覚悟して公認校に行かれることをお奨めします。
また非公認は公認(正確には公安委員会指定教習所ですが)ではない、公には認められていないという事になりますので指導力に大きく差があります。そのため試験は試験場に行かなければならないのですが。低料金取得を目指し入った非公認教習所の指導力に不安を感じた場合、どうするかです。途中でやめられれば問題ありません。しかし大抵の場合、解約料金を取られたり、入学金が返ってこないようです。そうなると良くない教習所だと思いながらも、そこで取得まで頑張る事になります。
この問題を防ぐ方法として入学金の無い教習所、または解約時に入学金を一部返還してくれるところを選ぶのが得策です。公認教習所はどうかといいますと、料金の差は指導力の差としては現れ難く、練習者の能力の差が取得料金の差といっても良いようです。ただ問題は一部の指導者の態度やスタイルに関するものを多く聞きます。無礼、皮肉を言う、無視、等の苦情です。しかし最近ではずいぶん改善されているようです。入校の際には指導者に対する拒否権があるかを確認したいものです。非公認教習所の場合、当校もそうですが多くの指導者を抱えていませんので途中でやめても被害が少ない教習所を選んで下さい。
最後にこの数年流行の取得保障です。公認校の場合は経費節約のため早く取得を目指し必至の指導が聞かれますのでお奨めですが、非公認では保障期限があり予約が入り難く期限内に取得できずに当校に毎年再入校される方がありますので、予約は1週間にどの程度入るのか等、の確認が必至だと思います。
どの教習所に行かれても取得ができないという事は現在はなくなりましたが、効率良く、また低料金で、楽しく、気持ちよくとなれば慎重な教習所選びが必要だと思います。教習所選びに関しましての、悩みなどありましたらメールにてお応えしていますのでお気軽に御相談下さい。当校の持つ20年以上にわたり集めた情報をお伝えできるかと思います。
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